「俺、3件同時に進めてるからさ」 「それ知らないの?普通知ってると思った」
また始まった、と思いながら聞く。
職場で会話するたびに、なぜかちょっと見下された気分になる。
マウントしてくる人、一人くらいいませんか。
イライラするのは、あなたが器が小さいからじゃありません。
普通に不快です。
この記事では、職場でマウントしてくる人がどういう心理で動いているのか、そして実際に使える対処法を紹介します。
職場でマウントする人によくある4つのタイプ

職場のマウント、観察してみると意外とタイプが分かれます。
「忙しい自分」アピール型
「昨日も会食3件はしごして、全然寝てない」みたいなやつ。
忙しさ=優秀の証明だと思っているタイプです。
聞いてないのに教えてくれます。
知識・経験で殴ってくる型
「それ知らないの?」
「俺の若い頃はもっと大変だった」。
知識や経験を、相手を下げるために使ってきます。
教えてくれてるんじゃなくて、見せつけてるだけです。
所有物・地位アピール型
学歴、家、車。直接の自慢ではなく、職場の会話の中にさらっと混ぜてくるのが特徴。
さりげなさが逆に分かりやすい。
「あなたのため」を装うアドバイス型
「あなたのためを思って言うけど」と前置きしてから、結局は自分の方がすごいという話に持っていく。
これが一番厄介です。本人は良いことをしているつもりなので、悪気がまったくありません。
マウントする人の心理|なぜマウントしてくるのか

マウントする人に共通しているのは、認めてほしい気持ちです。
誰かに「すごいですね」と言われることで、自分の価値を確認したい。
マウンティングは、それだけのことで起きています。
ただ、もう一つ大事なポイントがあります。
本人、たいてい無自覚です。
「今からマウント取ります」なんて言ってくる人、いませんよね。
自分を下げたくない、優位に立ちたいという気持ちが、
知らないうちに言動に出てしまっている。
それだけのことです。
これを知っておくと対処が変わります。
論破しようとしても、本人は何が悪いのか分かっていないことが多いので、
話が噛み合わないまま終わります。
職場で新人・若手がマウントされやすい理由

立場が弱い人ほど、マウントの的になりやすい。
結構よくある話です。
理由は単純で、マウントする側は「反論してこない相手」を選んでいる場合があるからです。
新人や若手は知識・経験が浅いぶん反論しづらく、結果として狙われやすくなる。
知恵袋を見ても、新社会人が同期や先輩から専門知識や服装でマウントを取られて困っているという相談が多々あります。
これはあなたの能力不足とかじゃないです。
反論しにくい立場を利用されているだけ。
気にしなくていいやつです。
職場でマウントしてくる人への対処法5つ

1. 受け流す
深く反応しないこと。
「そうなんですね」の一言で流して、すぐ話題を変える。
反応がないと相手もマウントを取る意味を感じにくくなります。
2. あえて持ち上げる
「すごいですね」とだけ言って、さっさと切り上げる。
承認欲求がそれで満たされるなら、これだけで頻度が減ることもあります。
3. 頼ってみる
「それ、よく知らないので教えてもらえますか」と素直に頼る。
教える側になった相手は、あなたに好感を持ちやすくなって、
マウントを取る必要を感じにくくなる。
意外と効きます。
4. 堂々としておく
萎縮した態度を見せないこと。
マウントしてくる人は弱そうな相手を狙う傾向があるので、
堂々としているだけで標的から外れやすくなります。
5. はっきり言う
「どういう意味ですか」「それ、今は必要ないので」
と、感情的にならず短く伝える。
本人が無自覚なら、指摘されて初めて気づくこともあります。
マウントされた直後、心はどう受け止めればいいか

対処法を知っていても、その場でモヤッとした気持ちが残ることがあります。
ここでは、行動ではなく「心の受け止め方」について触れておきます。
「下げられた」と「下げる必要がある」は別の話
マウントされたとき、つい「自分が劣っているのかも」と感じてしまいがちです。
ですが、相手があなたを下げるような言い方をしてくることと、実際にあなたの価値が下がることは、
まったく別の話です。
相手の言葉は、相手の中での「上下」の話でしかありません。
イライラした自分を責めない
「こんなことでイライラするなんて、自分は器が小さい」と感じる人もいますが、
不快に感じるのは自然な反応です。
むしろ、何も感じないようにしようと無理に抑え込む方が、後でストレスとして溜まりやすくなります。
その場で言い返せなかったことを後悔しなくていい
「もっと上手く切り返せたはずなのに」と後から悔しくなることもあると思います。
ただ、その場で何も言えなかったのは、頭が真っ白になったからというより、単に不意打ちだったからです。
次に同じことがあったら使える対処法を、いくつか頭に入れておくだけで十分です。
注意|マウントする人への対処法が効かないケースもある
ここまで対処法を紹介しましたが、正直、相手によります。
知恵袋には「適当に持ち上げて対処していたけど、それが裏目に出た」という相談がありました。
調子に乗りやすいタイプだと、
持ち上げることでさらにエスカレートすることもあります。
相手が上司やプライドの高い人で、指摘すると逆ギレするタイプなら、
正面から対処すること自体がリスクになる場合もあります。
まずは一つ試して、効かなければ別の方法に切り替えるくらいの気持ちでいるのが現実的です。
一発で解決する魔法のセリフはありません。
マウントされにくい人の共通点
マウントを取られにくい人には、ある共通点があります。
他人の評価より、自分の価値観を基準にしているということです。
自分が大事にしているものがはっきりしている人は、
他人がどう自慢してきても揺さぶられません。
「まあ、その人はその人のやり方だから」で終われるからです。
逆に、自分に自信がない、自分の得意なことが分かっていない人ほど、
マウントの言葉に振り回されやすい。
今すぐどうにかできることではないですが、
自分の価値観や得意なことを把握しておくのは、
長い目で見るとマウントへの耐性になります。
それでも職場のマウントがしんどいなら

対処法を試しても、毎日マウントを受け続けるのはやっぱり消耗します。
一人で抱えなくていいです。
職場の人には話しにくくても、オンラインカウンセリングなら自宅から話せます。
自分の価値観や得意なことを整理したいなら、自己理解をテーマにした本を読んでみるのも一つの手です。
そして、マウントしてくるのが上司だったり、
職場全体が「マウント合戦」みたいな空気になっているなら、
個人でどうにかするのはもう限界です。
そのときは転職エージェントに相談して、環境を変えることも普通の選択肢です。
まとめ
マウントされて不快に感じるのは、当然の反応です。
相手の心理を理解したうえで、受け流す・持ち上げる・距離を置く
自分に合いそうな方法を一つ試してみてください。
相手によっては対処法が効かないこともある、というのも頭に入れておく。
同じ土俵に立たないこと。それが一番、自分を守る方法です。
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