転職する際には現在の職場を辞めなければなりません。
ここで転職者にとって高いハードルに感じられるのは、現在勤務している職場へ辞めることに関してどう切り出せばよいかでしょう。
今回は退職の切り出し方で押さえるべきポイントと注意点について、解説します。
これから退職しようと考えているのであれば、参考にしてください。
また近年では在宅勤務など、リモートワークで勤務している方もいるでしょう。
この場合退職の意思をどう切り出すのか、従来と比較してより難しいと感じる方もいるでしょう。
在宅ワークのときの退職の切り出し方もあわせて解説します。
退職を伝える際に押さえておくべきポイントを解説

退職を切り出すのは、一般的に直属の上司です。
上司に対して会社を辞めることを切り出すのは、気が進まないでしょうし緊張するものです。
退職を切り出すにあたって、押さえておくべきポイントについてまずは紹介します。
主要なポイントとして押さえておきたいのは、以下のとおりです。
- 退職の1か月前までに伝える
- 直属の上司に口頭で直接伝える
- 伝える際には結論から
- 退職の理由はポジティブな内容に
- 伝えることをあらかじめ整理する
具体的に以上5つのポイントでどのようなことに注意すべきか、これから詳しく紹介します。
前もって万全の準備をしてから、上司に退職の意思を伝えましょう。
退職の1か月前までに伝える
退職の意思を伝えるタイミングとして望ましいのは、1か月前です。
これは「遅くとも」だと思ってください。
可能であれば、3か月くらい前から退職の意思を伝えるとよいでしょう。
退職する前に引き継ぎや取引先への挨拶など、いろいろとやるべきことがあるためです。
もしすでに転職先が決まっているのであれば、内定承諾後に退職の意思を伝えるのが一般的です。
具体的には応募先の企業から内定通知書が届き、入社を承諾したタイミングです。
直属の上司に口頭で直接伝える
退職の意思を伝えるのは、直属の上司へ最初です。
この時、退職願などの書類は不要で、口頭で伝えるのが一般的です。
上司に退職に関して話をするときには、前もってアポイントメントを取るのがマナーです。
この時には退職に関する話をする必要はありません。
「ちょっと相談があるので、お時間を作っていただけませんか?」という感じで連絡すればよいでしょう。
退職を伝えるのに好ましいタイミングは、上司があまり忙しくない時間帯です。
退職はデリケートな問題なので、会議室など上司と2人きりでじっくり話のできる場所を選んでください。
伝える際には結論から
退職の意思表示を上司にはなかなか伝えにくいことかもしれません。
しかし退職の固い決意を表明するために、まず「退職をお伝えしたい」旨、冒頭で結論を持ってきましょう。
上司からしてみれば青天の霹靂になるでしょうから「突然で申し訳ございません」とお詫びの言葉も添えましょう。
ここで重要なのは、「退職はもう決めたこと」とはっきりと意思表明することです。
「退職を考えているのですが…」のようにまだ決めかねているようなニュアンスで伝えると、まだ残ってくれる余地があると上司が誤解する可能性があります。
その結果、強い慰留の説得に遭ってしまう恐れも出てくるわけです。
退職の理由はポジティブな内容に
退職の意思を上司に伝えると「どうして辞めるんだ?」と聞かれる可能性があります。
この時おすすめなのが、前向きでポジティブな理由を用意することです。
「スキルアップのため」や「新しいことにチャレンジしたいから」など前向きな理由があれば、相手も納得しやすいからです。
これが個人でも企業でも、何らかの問題のようなネガティブな理由を伝えると説得に遭ってしまう可能性が高まります。
「退職ではなくしばらく休んでみてはどうか?」「会社も問題を改めるから考え直してほしい」などといわれてしまうためです。
また会社や上司に問題があるかのような理由にすると、関係がこじれてしまって、今後の退職手続きがスムーズに進まなくなる恐れもあります。
伝えることをあらかじめ整理する
退職の意思を上司に伝える際には、いろいろとほかにも話すべきことが出てきます。
退職希望日やこれまでお世話になったことへの感謝の気持ち、転職先が決まっている場合には入社予定日などです。
退職を切り出すにあたって、何をいうべきなのか、前もって整理しておくとよいでしょう。
場合によっては、メモしておくとよいかもしれません。
緊張のあまり、当日頭が真っ白になってしまって、何を伝えるのか忘れてしまうこともあるかもしれないためです。
伝えるべきことを伝えないと、「まだ退職を迷っている」と上司が誤解してしまう可能性も出てきます。
リモートワークの退職の伝え方
コロナ禍以降、リモートで勤務している方も多いでしょう。
在宅勤務などをしていると、普段勤務中に上司と直接顔を合わせる機会がないかもしれません。
そうなると退職を希望しても、どのように切り出せばよいかわからないという方もいるでしょう。
そこでここでは在宅勤務などリモートワークで働いている人が退職の意思を切り出すには、どうすればよいか解説します。
リモートで転職を希望しているけれども、現在の職場にどう切り出せばよいかわからず迷っているのであれば、以下の情報を参考にしてください。
電話で退職の意思を伝える
在宅勤務などリモートワークの場合、会社に足を運んで退職の意思を伝えるのが難しいかもしれません。
その場合、電話で退職の意思を伝えるのがおすすめです。
対面でなくても、実際に上司と話ができるため、その後の退職手続きをスムーズに進められるためです。
そのほかにも普段メールやLINE、チャットでコミュニケーションをとっている場合もあるでしょう。
しかしこのようなテキストメッセージのツールの場合、なかなかこちらの真意が相手に伝わらない可能性があります。
その結果、何度もやり取りをしなければならなくなり、なかなか手続きが進まない可能性も出てきます。
電話で退職の意思を伝える際にも、まずはアポイントメントを取っておきましょう。
そして上司とゆっくり話のできる環境を整えることです。
何度か出社するのであればそのタイミングで対面する
リモートワークの方のなかには、週にもしくは月に何度か出社するスタイルをとっている方もいるでしょう。
出社したときに、上司と直接会うチャンスがあるはずです。
そのような場合には、出社したタイミングで上司に対面で退職を切り出すのも一考です。
この場合も、前もってアポイントメントを取っておきましょう。
ただ次の職場の入社日の都合もあるでしょうから、それまでに上司と直接対面できないケースも考えられます。
その場合には従来のリモートワーク同様、電話などで退職意思を伝えればよいでしょう。
まとめ:上司に退職を伝える際には対面で、前もってアポも必要
転職する際にまず、現在の職場で退職の意思を直属の上司に伝えなければなりません。
業務引継ぎや取引先のあいさつ回りもあるため、少なくても退職希望日の1か月前までには上司に伝える必要があります。
「突然のことで申し訳ありませんが、退職させていただきます」のようにはっきりと意思表示することが重要です。
最近ではリモートワークで、普段上司と直接顔を合わさないという方もいるでしょう。
その場合、どう退職を切り出せばよいか迷う方もいるかもしれません。
リモートの場合、できれば同じようにアポイントメントを取って、直接上司に退職意思を伝えるのが理想です。
しかし難しければ、電話で退職の意思を上司に伝えるようにしましょう。
転職する際には、まずは転職先を見つける必要があります。
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