「うちの犬、今年で7歳だけど、人間だともうおじいちゃん、もしくはおばあちゃん?」
こんな疑問を持ったことはありませんか?
犬は人間よりも早いスピードで年をとっていく生き物です。ただし、「犬の年齢=人間の年齢×7」という有名な説は、実はかなり大雑把。
犬の年齢は、犬種や体格によって進み方が大きく異なります。
この記事では、犬の本当の年齢を知る方法と、年齢に応じた健康管理のポイントをわかりやすく解説します。
また、最後には「犬の年齢→人間年齢」を正確に計算できるももものも情報局独自開発のツールもご用意しています!

「7倍説」はもう古い?犬の年齢はもっと複雑です
かつては「犬の年齢=人間の年齢×7」と考えられてきました。
しかしこれは、すべての犬種・年齢に当てはまるわけではありません。
実際には、犬の成長スピードは生後1~2年が非常に速く、そこからは緩やかに老化していきます。
特に生後1年で、犬は人間でいう「高校生〜成人」くらいに急成長します。
また、小型犬と大型犬では寿命も加齢スピードも異なり、大型犬のほうが早く老化が進みます。
犬の体格で変わる「人間年齢」換算の目安
犬の年齢を人間年齢に換算する際には、以下のように体格別に考える必要があります。
- 小型犬(チワワ・ポメラニアン・トイプードルなど): 比較的ゆっくり歳をとる。10歳でも元気な子が多い。
- 中型犬(柴犬・ビーグル・コーギーなど): バランス型。加齢のスピードも平均的。
- 大型犬(ゴールデン・ラブラドール・シェパードなど): 成長も老化も早く、シニア期が早く訪れる。
たとえば、小型犬の7歳は人間で言えば40歳前後ですが、大型犬だと同じ7歳でも50〜60歳に相当することがあります。
犬の寿命はどれくらい?平均寿命と長生きのコツ
犬の平均寿命はおおよそ以下の通りです。
- 小型犬:13〜16歳
- 中型犬:12〜15歳
- 大型犬:10〜13歳
もちろん、これはあくまで目安。近年はペットフードの品質向上や医療の発展により、18歳以上の長寿犬も珍しくなくなってきました。
大切なのは、「年齢を正しく知って、今の愛犬に合ったケアをしてあげること」です。
犬の年齢に合わせた健康管理のポイント
年齢に応じて犬に必要なケアも変わってきます。ここでは、ライフステージごとのポイントを簡単にご紹介します。
成犬期(1歳〜6歳)
- 十分な運動とバランスのとれた食事
- 定期的な健康診断(年1回)
- 歯や耳のケアを習慣化
シニア期(7歳〜)
- 体重管理を徹底する
- 関節や内臓のサポートフードに切り替える
- 年2回の健康診断+血液検査を検討
「まだ元気そうだから大丈夫」と思わず、7歳を過ぎたら徐々にケアのレベルを上げていくことが、愛犬の寿命を延ばすカギになります。
あなたの愛犬は人間でいうと何歳?簡単チェックはこちら
ここまで読んで、「うちの犬は人間だと何歳になるの?」と思った方も多いはず。
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犬種・体重・現在の年齢を入力するだけで、すぐに「人間でいうと何歳か」が表示されます。
データは独自の計算式に基づいており、かなり現実的な換算結果を得られます。
「もう老犬かな?」「健康診断のタイミングは?」など、年齢を把握することで見えてくるケアのヒントがたくさんあります。
ぜひ一度チェックしてみてください。
まとめ:年齢を知ることは、愛犬の幸せに直結する
犬は人間よりもはるかに早いスピードで年をとります。
だからこそ、正しい年齢換算を知ることは、健康管理や暮らし方を見直すきっかけになります。
「もうシニアだから運動は控えめに」「そろそろ老犬向けフードに変えようかな」など、年齢を意識した対応が、寿命を延ばし、より幸せな犬生につながります。
今回ご紹介した換算ツールも、ぜひ定期的に使ってみてください。
愛犬の“今”を知り、“これから”を考えるきっかけになります。
いつまでも元気でいてほしい大切な家族のために、今できることから始めてみませんか?