転職時の面接でどのように立ち振る舞えばよいのか、面接におけるマナーについては事前勉強している方も多いでしょう。
しかし面接本番の前後、会場内での過ごし方でも決して油断はできません。
待合室などで適当な行動や態度をとっていると、それでマイナスに評価されてしまうことも十分考えられます。
そこでここでは、面接の前後会場内でどのように過ごせばよいかについてみていきます。
面接以外のところは見られていないと思って適当に過ごして、せっかくの採用のチャンスをふいにしないように注意してください。
会場に到着するまでのマナー
面接会場に到着したら、受付でまずは手続きを済ませる必要があります。
受付の担当者は面接官ではないケースも少なくありません。
しかし面接官ではないからといって、適当に対応してよいわけでもありません。
会場に到着して、受付をする際に押さえておきたいマナーについて解説します。
面接開始前にマイナスの評価が下されてしまうと、本番で頑張っても取り戻せない可能性もあるので基本的なところをおろそかにしないように注意しましょう。
開始前に余裕をもって到着する
まず面接を受ける際に、時間厳守は基本中の基本です。
社会人としてのマナーと考えましょう。
少なくても面接開始予定時間の5分前までには、受付を済ませられるように自宅を出ましょう。
できれば、面接開始予定時刻の15~20分前までに到着するのがおすすめです。
一方20分よりも早く到着するのも、先方に迷惑をかける可能性があります。
先方からしてみれば、何か焦らされているような感じがあるためです。
早すぎず、遅すぎずの適度な到着時間を意識して、面接官に好印象を持ってもらいましょう。
受付ではハキハキ対応
受付では、担当者にハキハキ明るくわかりやすく話すことも大事です。
受付の方は、面接官ではないかもしれません。
しかし応募企業の一員であることに変わりはありません。
礼儀正しく接することで好印象を持ってもらえますし、会社への敬意を示すこともできるためです。
もしかすると受付から面接官に態度など、伝わる可能性も考えられます。
挨拶・自己紹介・用件の順番で簡潔に伝えましょう。
遅刻しそうになった場合は?
これまで紹介してきたように、面接時間は厳守です。
しかし電車が遅延したなど、不可抗力でどうしても約束の時間までに間に合わない場合もあるでしょう。
その場合には間に合わないと判明した段階で、電話を速やかに入れてください。
すぐに先方と連絡できるように、応募企業の電話番号はメモやスマートフォンなどに控えておきましょう。
また慣れない道だと最寄り駅から会場までの道順がわからなくて、手間取る可能性もあります。
スムーズに会場に到着できるように、最寄り駅から会場までの地図を取り寄せておきましょう。
できれば、事前に最寄り駅から会場までの道順を把握しておくために実際に歩いてみるのがおすすめです。
受付から待合室での過ごし方のポイント

受付を済ませると待合室にとおされるのが一般的です。
そこで自分の番が来るまで待機という流れです。
待合室では自由に過ごして構いません。
ただし待合室での態度も見られていると考えましょう。
ここでは待合室で自分の面接の順番が来るまでの間、どのように過ごしたらよいかについてみていきます。
面接をつつがなく終了させるため、資料の確認や質疑応答のシミュレーションなどして過ごすとよいでしょう。
面接資料の確認
待合室では、面接の最終確認をするのが基本です。
面接当日、履歴書や職務経歴書などの資料やそのコピーを持参している方が多いでしょう。
履歴書や職務経歴書にどのようなことを書いたのか今一度確認し、面接の質疑応答に活かしましょう。
特に確認したいのは、志望動機や自己PRです。
面接でかなりの確率で聞かれることだからです。
もし履歴書や職務経歴書に記載されている内容と異なることを言ってしまうと、「きちんと準備しているのか?」と面接官が感じてしまいます。
一度に複数の企業に応募していると、ほかの応募先に記載した内容を混同する恐れも十分考えられます。
面接直前にどのようなことを書いたのか、もう一度目を通しておくと安心です。
質疑応答のシミュレーションをする
面接試験の出来いかんで、採用の可否が決まるといっても過言ではありません。
面接でどのような質問が来るかシミュレーションして、どのように答えればよいか、準備しておきましょう。
ここでうまく受けごたえできないと、マイナス評価にされかねないためです。
パンフレットなど企業の資料を再確認して、自己PRや志望動機にどう反映させるべきか検討しましょう。
面接で最善の結果を出す最後の準備期間なので、大切に過ごしましょう。
新聞を読んで過ごす
新聞を読んで過ごすのも、待合室でのおすすめの過ごし方です。
企業によっては面接のなかで、最近気になるニュースなど時事問題に関する質問が出ることも少なくないためです。
また新聞で最新情報を仕入れることは、社会人にとって大切なことです。
時事問題に関する質問が面接で出なくても、新聞を読んでいる姿は好印象につながりやすいです。
待合室のわずかな時間でも、知見を広げようとする姿勢は好意的に見られます。
新聞をしっかり読んで内容を咀嚼することで、面接前の緊張を和らげる効果も期待できます。
飲み物を出されたら?
企業によっては待合室にとおされたときに、「これどうぞ」という感じで飲み物が出される場合もあるかもしれません。
その場合にはまず「恐れ入ります」「ありがとうございます」といって、受け取りましょう。
こちらの飲み物に口をつけても問題ありません。
緊張すると、口のなかが乾きます。
飲み物を口に含むことで口の渇きがなくなりますし、緊張も軽減されるでしょう。
ただし大量に飲み物を摂取すると、場合によっては面接中に催してしまう可能性があります。
またもしかすると待合室にはほかの求職者がいるかもしれません。
周囲の方に迷惑にならないように音を立てずに、静かに飲むように心がけてください。
スマートフォンを見るのは避けた方がよい
待合室で手持ち無沙汰になった場合、スマートフォンを使いたくなるかもしれません。
しかし面接の待合室では、スマートフォンを触るのは極力避けた方がよいでしょう。
新聞代わりに情報収集しているつもりでも、はたから見ればSNSを見たりゲームをやっていたりしているように見えるためです。
「やる気がない」
「集中力散漫である」
このように受け取られかねません。
ビジネスの世界では、スマートフォンをむやみに触るのは相手にマイナスの印象を与えます。
面接会場に滞在している間はスマートフォンは触らないようにしましょう。
できれば電源を切る、もしそれが難しければマナーモードに設定しておくとよいでしょう。
まとめ:面接以外でも企業の方に見られている可能性も・マイナスの印象を与えないようにしよう
面接本番では事前に下調べをして、粗相のないように注意している方は多いでしょう。
しかし面接の前後、待合室で待機しているときには油断している方も少なくありません。
ただ受付応対や待合室担当など、面接官以外の方が見ている可能性があります。
彼らも応募企業の一員のため、彼らの印象を損ねると採用の合否に影響を与える可能性は大いにあります。
面接以外でも会場に一歩入ったら、すべてみられているという意識をもって採用試験に臨みましょう。
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